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- ID:
- 32976
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0427
- 見出し:
- 「木彫りグマ発祥」PR 北海道・八雲の田中さん イチイでストラップ制作
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0127333.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
町内の無職田中建司さん(70)が木彫りグマのストラップの制作を始めた。
町情報交流物産館「丘の駅」で販売している。
北海道を代表する観光みやげの木彫りグマ発祥の地・八雲をアピールしたい―との思いを込め、田中さんは制作に励んでいる。
父親が大工で木工が趣味の田中さんは、1971年に町が初めて開いた木彫りグマ講座を受講した。
その後、クマづくりからはしばらく遠ざかっていたが、3年前から町と同協会が進めている「町歩きツアー」の検討グループのメンバーとして活動するなかで、「ツアー参加者に八雲らしいお土産を提供したい」と、
木彫りグマの制作を始めた。
最初は毛並みなども丁寧に彫る八雲の伝統的な木彫りグマを目指したがうまくできなかった。
試行錯誤しながら、北海道を代表する八雲の木彫りグマ作家柴崎重行氏(故人)の作品にも似た、優しさと荒々しさが同居するような作品を作るようになった。
田中さんの作品を見た丘の駅スタッフが「ストラップにして販売したい」と田中さんに依頼した。
クマは横幅1センチ、体長1・5センチ、体高2センチ。
底に「やくも」と記した焼き印も押されている。
1個648円で18日から販売を始めた。
手作りのため1日5個ずつしか作れない。
「同じ形のものは一つもないですね」と田中さん。
同協会は「木彫りグマ関連の土産物は丘の駅にはほとんどなく、困っていた。
八
雲ならではの土産物を販売できるようになった」と喜んでいる
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