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    ID:
    32957
    年:
    2015
    月日:
    0422
    見出し:
    木材活用コンクール 住田町役場が農水大臣賞に すまいづくり表彰でも受賞
    新聞名:
    東海新報
    元UR(アドレス):
    http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws10723
    写真:
    -
    記事
    日本木材青壮年団体連合会が主催する第18回「木材活用コンクール」の結果がこのほどまとまり、最優秀賞となる農林水産大臣賞に住田町役場が選ばれた。
    町産材や町内で製造された木材を用い、気仙大工の技や国内初の技術も活用するなど「木の良さ」を生かした木造建築物として高評価を受けた 役場庁舎はこのほか、独立行政法人・建築研究所による「すまいづくり表彰 地域住宅賞」の地域部門で地域住宅奨励賞も受賞した  同コンクールは、木のぬくもりとやすらぎを未来に届けるため、「木の良さ」を生かした作品を募集し、木材の新しい用途での普及と木材の利用拡大に貢献する優秀な作品を表彰するもの。
    農林水産省や国土交通省などが後援した  募集部門は、第1(木造及び混構造建築・構造物300平方㍍超え)、第2(同300平方㍍以下)、第3(木質空間)、第4(ランドスケープ・インスタレーション)、第5(木製品)の五つ。
    応募総数は194点で、住田町役場は35作品が寄せられた第1部門にエントリーした  審査は、委員長の深尾精一氏(首都大学東京名誉教授)ら11人が担当。
    ▽木の良さが生かされている▽木材の新しい用途の普及に寄与する▽建築物の木造化、木質化に波及効果がある▽木材の利用を通じて豊かな暮らしや社会を実現▽木材の地球環境貢献効果が情報発信されている──の基 準を考慮して各賞を選んだ  町役場は全部門を通じて2作品に贈られる最優秀賞のうち、農林水産大臣賞を獲得。
    町産材や地元で製造、加工した木材をふんだんに使用した点をはじめ、採光と耐力の確保を実現したラチス耐力壁や広い空間を形成するレンズ型トラス梁の採用、気仙大工の技による鎧張の外壁、町民から寄贈され たスギの象徴木など、木材の多彩な利活用、地域とのかかわりなどが高く評価された  受賞対象者は、事業者の前田建設工業・長谷川建設・中居敬一都市建築設計異業種特定建設共同企業体と、設計の意匠を担った㈱近代建築研究所。
    表彰式は5月23日(土)、同連合会の全国会員四国愛媛大会で行われる  さらに、建築研究所によるすまいづくり表彰 地域住宅賞では、地域部門の地域住宅奨励賞を受賞。
    同部門は地域の住文化や伝統文化に根ざしたすまいづくりによるまちづくり(景観整備等)、地域資源(人材、地場産材)の活用などによる地域の住宅生産体制の確立や政策など、地域活性化に資する 活動を表彰しており、15作品の応募があった  「森林・林業日本一の町」を目指す同町が建設した町役場は、大型の木造建築物として建て方作業の段階から広く関心を集めてきた。
    現在も全国各地から建築、木材利用、行政など幅広い分野の関係者が視察に訪れており、今後も木材利用のモデルとして注目を浴びそうだ fff:

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