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- ID:
- 32212
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0110
- 見出し:
- 認証木材五輪施設に 横内知事、組織委に要望
- 新聞名:
- 山梨日日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.sannichi.co.jp/article/2015/01/10/00027485
- 写真:
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- 記事
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FSC(森林管理協議会)認証を受けた森林を管理する自治体で構成するFSC製品推進協議会(会長・横内正明知事)は9日、2020年東京五輪の大会組織委員会に対し、FSC認証材を選手村や競技場などの関連施設で積極的に活用するよう要望した。
東京五輪に伴う関連施設建設が予定される中、付加価値のあるFSC認証材を資材として活用してもらい、地元の林業振興を図る狙いがある。
同協議会は、県が全国の自治体に呼び掛けて昨年12月に発足し、初めて要望した。
要望書では「資源の持続可能性や環境への配慮から、FSC認証材の使用は世界の常識であり、単に『国産材』を使用することだけでは世界から評価されない」と強調。
東京五輪の関連施設やグッズ、ポスターなどで積極的に使用するよう求めている。
この日は横内知事や協議会副会長を務める鈴木康友浜松市長らが東京都庁を訪れ、組織委員会の布村幸彦副事務総長に要望書を手渡した。
FSCは、環境に配慮した森林管理のお墨付きとなる国際的な認証制度。
山梨県有林は14・3万ヘクタールが認証されており、国内で認証されている森林の総面積の3分の1を占めている
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