v11.0
- ID:
- 32648
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0307
- 見出し:
- 間伐材で「木育」積み木
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20150307-OYTNT50398.html
- 写真:
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- 記事
-
茂木町の茂木家具建具組合は、間伐材で作った安全な積み木「もっくいっく」を開発した。
大小2種類の木片を組み合わせることで様々な形が表現できる。
7日には、大量の積み木で遊ぶ木育イベントが道の駅もてぎで開かれ、子供たちはマツとヒノキの香りに包まれながら楽しんでいた。
もっくいっくは、大(断面2・4センチ四方)と小(断面縦1・2センチ、横2・4センチ)の2種類あり、長さはいずれも12センチ。
マツ製の小を二つ重ねるとヒノキ製の大と同じ大きさになる。
名前は「木育」にかけている。
間伐材を有効利用する方法を組合で考えていたところ、積み木のアイデアが持ち上がった。
「小さいうちに木に親しんでもらおう」と、海外の積み木玩具を参考に昨年11月末に試作品を作った。
木片はすべて無垢むく材。
立体造形を楽しむために面取りはしていない。
製作した古内木工所の古内健作さん(42)は、「小さい子が使うので(切り口の)バリを残さないよう気を使いました。
香りを体感してもらうために着色もしていません」と話す
7日は、親子連れが次々に会場を訪れ、子供たちは「お城を作ろう」「船がいい」など、それぞれ好きな形を作っていた。
大人が思いの外、夢中になってしまい、高い塔を作る姿も見られた。
那須烏山市の小野崎貴大君(6)は「戦車を作った。
おうちがいっぱいになるくらい積み木がほしい」と楽しそうだった。
もっくいっくは、1セット(大20個、小80個)3780円(税込み)。
道の駅もてぎで販売している。
問い合わせは組合(0285・63・2248)
また、今月14日の午前11時と午後1時には、八雲神社(茂木町茂木)前の「旧坂本洋服店」で、もっくいっくを使った親子イベントが開催される。
参加費は1組2000円(1セットプレゼント)。
申し込み、問い合わせは、とちぎテレビ茂木事務局(080・5438・7200)
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