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- ID:
- 31841
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1122
- 見出し:
- 伝統の玩具 東北は「こけし」 九州は… 知ってましたか?
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/141122/wst1411220047-n1.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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大分県玖珠町で約200年前から伝わる木製玩具「きじ車」の製作が始まった。
木材に含む水分が少なくなる秋から冬が作業に適しているとされ、同町の大野原きじ車保存会のメンバーが来春まで月1回、作業所に集まって製作に励む
きじ車は東北の「こけし」と並び称される九州独特の玩具で、型紙に沿ってノミやノコギリで木材を馬の形に削り、車輪を付けたのが特徴。
皮から木目まで木の「生地」を生かした作りが名前の由来になったという。
現在は大半が観賞用や記念品だが、昔は子供が大型のきじ車に乗り、ひもで引っ張り遊んでいた。
製作者が一時途絶えたため、郷土玩具を愛する有志が平成2年に保存会を結成した。
高倉三蔵会長は「着色せず素朴な色合いと形で飾り気がないのが魅力だ」と語った。
受注生産で、問い合わせは保存会事務局
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