v11.0
- ID:
- 31463
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1006
- 見出し:
- 幸せの「箸」渡し 田原授産所など製作、販売
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20141005-OYTNT50083.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
田原市にある障害者福祉施設「田原授産所」と市内の商工業者らが、授産製品として地元の材木を材料にした「しあわせ箸」を共同開発した。
箸には同市でまちおこしの取り組みが進む「幸せの四つ葉プロジェクト」のシンボル・四つ葉のクローバーがレーザー加工で描かれ、「幸せのはし渡し」の願いが込め
られている。
4日に改修を終えてオープンした蔵王山展望台にワゴンを置き、販売を開始した。
開発には同授産所施設長の鎌田博幸さん(58)、結納品店「八百源商店」のデザイナー、広中佑紀さん(40)、毛筆製造販売業「沼野昇楊堂」社長の沼野秀治さん(39)が製品のプランニングやデザイン、レーザー加工などで加わった。
できた箸は、スギ、ヒノキ、サクラを材料にした大(男性用、長さ22・5センチ)、小(女性用、同20・5センチ)の計6種類で、スギ、ヒノキは三河産の間伐材を使った。
いずれも木の手触りを生かすため塗装せず、白木のまま。
箸に授産所の人たちが四つ葉のクローバーを描いた帯を取り付け、台紙を入れて
包装し、完成させる。
スギ、ヒノキは大小とも1膳400円、サクラは同450円
鎌田さんは「軽くて使いやすい。
田原のお土産として手に取ってもらい、人気が出れば障害者の工賃に反映できる」と期待している
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