v11.0
- ID:
- 31345
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 雲辺寺に木製大わらじ/名古屋の彫刻家奉納
- 新聞名:
- 四国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20140917000140
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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四国霊場66番札所・雲辺寺(徳島県三好市、淵川敬心住職)にこのほど、珍しい木製わらじが奉納され、3年前に改築した仁王門に、金剛力士像とともに2足のわらじがそろった。
仁王門は悪霊を退治する目的で、表に仁王像を、裏に「こんな大きな草履を履く仁王がいる」ことを示すわらじを置くが、2011年11月の改築後は未設置のままだった。
そこで、四国霊場の中で最も高所に位置し、冬場になると積雪に見舞われる同寺では、湿気に弱いわらではなく、木製わらじを置くことにした
制作したのは名古屋市の彫刻家・葉栗剛さん(56)。
愛知県立芸大で講師を務める葉栗さんは、11年の「ART SETOUCHI 春」で、香川県高松市の女木島で繰り広げられた同大のプロジェクトに参加し、作品を出展している。
今回は1年掛かりで、クスノキの寄せ木に高さ約1・8メートル、幅0・7メートル
のわらじをリアルに彫り上げた。
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