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    ID:
    30992
    年:
    2014
    月日:
    0729
    見出し:
    東大、木材から取り出したセルロース製のエアロゲル作製-強靱で圧縮・曲げ自在
    新聞名:
    日刊工業新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140729eaac.html
    写真:
    -
    記事
     東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻の磯貝明教授と齋藤継之准教授らは、木材から取り出したセルロース繊維でエアロゲルを作製することに成功した。
    1グラム当たりの表面積が500―600平方メートルと極めて大きく、触媒担体や吸着剤への応用が見込める。 (上)作製したエアロゲル (下)圧縮し折り曲げている様子(東大提供)  エアロゲルは、ゲル中の溶媒を超臨界乾燥によって気体に置換した多孔性の物質。
    有機ポリマーや金属酸化物といったさまざまな物質で作製され、断熱材や電極などへの応用が研究されている  木材から抽出したセルロースナノファイバー(CNF)に水を含ませてゲル化させた後、超臨界乾燥法で繊維組織がしぼまないように乾燥。
    体積の98―99・7%が空気と隙間が多いにもかかわらず、圧縮したり折り曲げられるなど強靱なエアロゲルを作成した  CNF製エアロゲルは製造工程に組み込みやすい。
    電池やキャパシターなどの大きな表面積が必要な基材に応用できる。
    熱伝導率は0・018ワット/メートルケルビンと、空気よりも断熱性に優れる fff:

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