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    ID:
    30495
    年:
    2014
    月日:
    0523
    見出し:
    木工修業10年の集大成 前田さん初の個展 仙台・秋保
    新聞名:
    河北新報
    元UR(アドレス):
    http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140522_15033.html
    写真:
    【写真】
    記事
    伝統的木地玩具の江戸独楽(ごま)や、木工の茶わん、ぐいのみなどの制作を秋保工芸の里(仙台市太白区)で学ぶ前田良二さん(32)=太白区=が、初の個展を24~31日、青葉区東勝山の中本誠司現代美術館で開く。
    約10年間の修業の成果を披露する。
    「一定の水準の作品ができるようになっ た。
    手に取って楽しんでほしい」と話す  約300年の歴史がある江戸独楽は1000種類以上あるといわれる。
    中には細工が複雑なものもある。
    仙台市内では秋保工芸の里に工房を構える広井道顕さん(81)が後進に技を伝える。
    広井さんの家は代々東京で江戸独楽を作っていたが、太平洋戦争で仙台に疎開、そのまま移り住んだ  東京・伊豆諸島の利島(としま)出身の前田さんは2004年春、秋保であった物産展で利島産のつばき油の販売を手伝った際、広井さんの木工品に触れ、多彩さに感銘を受けた。
    その年の秋に修業のため仙台に移住した  働きながら週に1、2回、広井さんの工房で学んだ。
    12年11月からことし3月末までは仙台市の緊急雇用創出事業を利用し、技を磨いてきた  個展では、広井さんの江戸独楽も含めて約50点を展示する。
    前田さんが手掛ける茶わんやぐいのみは、利島産のツバキを使う。
    ツバキは、木地玩具の材料となるミズキなどに比べて隠れた節が多く硬いため加工しづらいが、手触りが良く、色合いに高級感がある  広井さんは「のみ込みが早く、手先が器用でセンスもいい。
    伝統を引き継いでくれる弟子がいてうれしい」と目を細める。
    前田さんは「師匠のまねをできるようになっただけ。
    絵の描き方を学んでオリジナルの江戸独楽を生み出せるまで精進したい」と目を輝かせる  個展名は「椿(つばき)、水木の挽(ひ)きもの細工展」。
    入場無料。
    連絡先は同美術館022(272)7100 fff:

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