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    ID:
    29432
    年:
    2014
    月日:
    0114
    見出し:
    奈良文化財研、ベトナム世界遺産に協力 木製遺物の保存技術開発へ
    新聞名:
    MSN産経
    元UR(アドレス):
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140114/trd14011408420002-n1.htm
    写真:
    【図・表 】
    記事
    ベトナムの世界遺産・タンロン皇城遺跡から出土した木製遺物を保存するため、奈良文化財研究所(奈良市)が現地を拠点に保存技術の開発に乗り出すことが13日、分かった。
    京都大の生存圏研究所などと連携し、高温多雨の現地風土に適した保存用薬剤などを開発する。
    すでにカンボジアやミャンマー などでもほかの分野で技術協力を進めており、10年後をめどに、東南アジア全体で技術の確立と人材育成を目指す  ベトナムの首都ハノイの中心地で2002年に発見されたタンロン皇城遺跡は、7~19世紀に歴代の王城があった遺跡。
    宮殿に使われた柱や全長約4メートルの船、漆器など木製遺物が多数出土し、2010年に世界遺産に登録された。  しかし、現地では保存処理をせずに出土した宮殿の柱を立てたまま展示や保管をしたため、乾燥して変形する事例が相次ぎ、腐朽やシロアリ被害もあった。  ベトナム政府は日本に保存技術提供の協力を要請。
    平城宮跡(奈良市)などから出土した膨大な木簡などの保存処理を手掛けている奈文研が、現地で遺跡の保存技術開発に乗り出すことになった。
    国内外の約1万8千点の木材データを保有している京都大の生存圏研究所とも連携し、ベトナム林業大学 に拠点を設ける。  奈文研によると、木製遺物が出土したベトナム各地の遺跡で木製遺物の現状調査や試料サンプリング、博物館の収蔵庫の状況確認などを今月から実施する。  ベトナム林業大学で樹木の特性研究を進め、薬剤の浸透・拡散や吸着具合などを確認する方針で、薬剤が浸透しにくい場合は改良を加える。
    樹木が縮んだり割れたりしないよう、薬剤の強化と乾燥処置の技術も開発する fff:

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