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- ID:
- 30086
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0408
- 見出し:
- 県産材の机で頑張って 池田町、児童に贈る
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140408/CK2014040802000034.html
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- 記事
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池田町稲荷(いなり)の池田小学校で七日、入学式が行われ、十六人の新一年生に県産材で手作りした真新しい机といすが贈られた。
卒業までの六年間、児童たちは木のぬくもりに触れながら成長していく
入学児童に机といすを贈る取り組みは、町教育委員会が二十年ほど前から続けている。
スギの間伐材を有効活用する目的で始め、現在は強度を高めるためヒノキを使っている
製作しているのは、木工品の製造や体験活動を担う「木の里工房」(同町薮田)。
机を支える両側の板には円い穴を開けて軽量化を図ったほか、児童の成長に合わせて机は三段階、いすは四段階に高さが調整できるようにしている
入学式を終えて教室に入った一年生たちは、自分の名前が入った机に向かい、ちょっぴり緊張気味。
担任の山瀬玲子教諭から学校生活の注意点などを聞いた山内温(のどか)さん(6つ)は「大事に使って勉強を頑張りたい」と希望に胸を膨らませていた
木製の机といすは傷むことも多いが、木の里工房が無償で修理し、卒業時には思い出とともに児童たちが持ち帰っている
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