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- ID:
- 30006
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0327
- 見出し:
- 木のぬくもり伝え20年 女性3人の木工クラブ
- 新聞名:
- 紀伊民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=270632
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
和歌山県白浜町日置の木工クラブ「ウッディ・マム」が発足して今年で20年目を迎えた。
メンバーは女性3人と少ないが、えとの置物、五月人形といった小物雑貨を作り続けている。
「細々とながらも長く活動し、木のぬくもりと優しさを届けたい」と話している。
「マム」は1995年に女性ばかり4人で発足した。
今は舩渡圭子さん(53)、久保教子さん(50)、東千津子さん(55)=いずれも同町日置=の3人で活動。
作品は地元の地場産品販売所などで扱ってもらっている。
当初は雑誌などを参考にしてペーパーホルダーやタオルハンガー、キャラクターのストラップなどを作っていた。
ネームプレートなど細かな注文にも応じてきており、10年ほど前からはデザイン、彩色など全てオリジナルの作品となっている。
えとの置物やひな人形、五月人形と定番のストラップなどのほか、アユやタイ、トビウオ、カツオ、カッパといった多種多様な型を切り抜いた携帯ストラップの依頼も受けている。
ペイント教室で指導したり、各種イベントに参加したりもしている。
作品には木肌が白く節の少ないヒノキを使用。
どんなに小さな作品でも糸ノコを使って一つ一つ切り抜き、退色の少ないアクリル絵の具で全て手描きしている。
新作を作る際はメンバー全員が納得する作品に仕上がるまで意見を出し合い、試作を繰り返している。
「シンプルなライン、色の展開、顔の表情など、作品に『ウッディ・マム』らしさというものができてきた。
作品を通じて私たちのメッセージを伝えられるようになってきたと感じている」とメンバーは話している。
問い合わせは舩渡さん(090・1485・2050)へ
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