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- ID:
- 30001
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0327
- 見出し:
- 新公民館、地場の木材ふんだんに 当麻「まとまーる」、3日オープン
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/529630.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
】町公民館「まとまーる」が落成し、4月3日にオープンする。
旧福祉会館より、規模や利便性が大幅に向上した。
壁や床、調度品などの材料に町産木材をふんだんに使ったのが最大の特長で、町が活性化策の柱として進める町産木材の利用促進を象徴する建物に仕上がった。
町公民館は、町役場に隣接する旧福祉会館の一部を解体した跡地などを使い、昨年5月から建設工事を進めた。
一部2階建て、総床面積は1430平方メートル。
約7割が鉄筋コンクリート造りだが、会議室や多目的室がある450平方メートル分は、町産カラマツ材の柱やはりを使った木造建築を採用し
た。
内装もフローリングの床と壁はすべて町産材で、工事に使った木材のうち、93・3%が町産という。
総工費は7億6500万円
ホールロビーの大型テーブルとベンチは、樹齢150年以上の町産ミズナラ製で、会議室などで使うテーブル40台といす120脚も町産材を使用。
家具製造・販売のカンディハウス(旭川)が製造した。
旧福祉会館の講堂は、最大200人収容でコンサートには不向きだったが、公民館のホールは500人が入り、最新の音響設備もある。
サークル活動などで使う会議室や多目的室も、旧福祉会館の2室から6室に増える。
愛称の「まとまーる」は当麻中1年の寺嶋智花子さんが考案。
「町のみんなが力を合
わせ、当麻がさらに発展するように」(寺嶋さん)との願いを込めた。
公民館では4月1日に町民向け見学会、2日に落成祝賀会が開かれる。
菊川健一町長は「町産材の活用に力を入れる当麻ならではの公民館ができた。
末永く愛される施設になってほしい」と話している
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