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- ID:
- 29743
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0223
- 見出し:
- フジワラ産業、木製枕木のレール幅を固定する装置を開発
- 新聞名:
- 日刊工業新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920140224caaj.html
- 写真:
- -
- 記事
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フジワラ産業(大阪市西区、藤原充弘社長、06・6586・3388)は、木製枕木のレール幅を固定する装置「ワイドキーパー=イメージ」を開発、5月ごろに発売する。
JR北海道のレール異常放置の問題を受けて製品化した。
枕木に専用の金具を並行に取り付けることでレール幅を固定できる。
鉄製のレー
ル固定金具2個と固定金具を接続するロッド1個が1セットとなる。
消費税抜きの価格は1セット2万8000円
耐久性が高いコンクリート製枕木が増えているものの、地方などでは木製を使っている路線もある。
木製枕木は列車の振動によりレールを固定する犬クギが緩みやすく、経年劣化などで枕木が傷むとレール幅が変化してしまうといった課題があった
このため、開発した固定装置によって木製枕木の維持・補修のコストダウンを提案。
簡単に取りつけられるため、緊急の補修にも使える。
レール幅は必要に応じて変えられる。
すべての枕木に取り付ける必要はなく、直線部では枕木5本ごとに1セット、カーブでは2本に1セットといった状況に応じてつける。
販
売に向けて関係機関と審査などの手続きを進めている
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