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- ID:
- 29615
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0207
- 見出し:
- 木製の長所や課題議論 木曽で桶・樽サミット
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20140207/CK2014020702000019.html
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- 記事
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木曽地域で生産が盛んな木製品をテーマにした「桶(おけ)・樽(たる)サミット」が6日、木曽町日義の木曽文化公園であり、県内外の森林や木工関係者ら450人が集まった
木曽地域は全国有数の桶や樽の産地。
木の長所を再認識し、他の業種との連携や販路拡大につなげようと、県木曽地方事務所などが毎年開いている「森林(もり)と緑をはぐくむ集い」の中心行事として企画した
木製の浴槽を採用した旅館や、木の貯水槽や醸造槽を扱う企業などが取り組みを紹介。
桶が完成するまでの工程の説明もあった
トークセッションでは、NPO法人「桶仕込み保存会」理事長のセーラ・マリ・カミングスさんら5人が、木製容器の長所や課題を議論。
断熱性や吸水性に優れる一方、価格や管理の手間で敬遠されがちな現状を分析し、「桶や樽作りの後継者が心配」「もっと木の良さに触れる機会を」と思いを語り合った
最後に、ネットワークを強めて伝統的な木の文化の再構築を目指す「桶・樽復活宣言」が採択された
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