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- ID:
- 29292
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1221
- 見出し:
- 連携して木材流通を 九州の関係者が交流会
- 新聞名:
- 佐賀新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2599439.article.html
- 写真:
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- 記事
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九州の林業、木材産業関係者が意見交換する交流会が19日、福岡市で開かれた。
木質バイオマス発電の普及で木材需要の高まりが期待される中、木材を供給する山側から住宅メーカーまで連携した流通体制づくりについて議論した
今年7月に「九州次世代林業特別部会」を設置した九州経済連合会が初めて開き、九州の森林組合、行政、住宅メーカーなどから約180人が参加した
講演した鹿児島大学の遠藤日雄教授は、2015年に九州で木質バイオマス発電が本格稼働し、大規模な木材需要の発生が期待されるものの、疲弊している川上(森林組合、木材生産業者)が増産体制を確立できるかには疑問が残ると指摘。
「今こそ、山側がいかにサプライチェーン(調達・供給網)を
つくるかが問われている」と話した
パネル討論には、鹿児島県で住宅用部材の供給拠点を展開する伊万里木材市場(伊万里市)の林雅文社長が参加。
林社長は、流通面の課題について「需要に見合う製材、供給体制になっていない。
だから欲しい物が手に入らないミスマッチが起こる」と強調。
マーケティングに基づいた販売の必要性を訴
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