v11.0
- ID:
- 29209
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1212
- 見出し:
- 未利用木材で発電 官民連携で全国初 朝来
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201312/0006560134.shtml
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- 記事
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兵庫県朝来市は9日、兵庫県産木材の燃料チップ製造工場とバイオマス発電所が、同市生野町真弓の生野工業団地の工場跡(約3・5ヘクタール)に建設される計画があることを明らかにした。
発電規模は5千キロワットで、年間約5・4万トンのチップを活用。
丸太の搬出からチップ製造までを県森林組合
連合会と公益社団法人兵庫みどり公社が担い、発電は関西電力のグループ会社が手掛ける。
計画では、間伐などで森林内に放置された「未利用木材」を県内各地から搬出し、乾燥させて名刺大のチップに加工する。
一般家庭約1万世帯分に相当する3700万キロワット時の売電を目指す
未利用木材の買い取り価格は1キロワット時32円に設定されており、年間の売電収入は11・8億円程度に上る見込み。
県林務課によると、官民連携で行う同様の事業は「前例がない」という。
事業は県が仲介役となり、林業振興を目指す県森林組合連合会とみどり公社、関電の3者が昨秋から勉強会を進めてきた。
十分な冷却水と用地があり、木材集積地に近いなどの点から、朝来市が候補地に選ばれた。
2016年3月の稼働を目指す。
県は間伐によって生まれる未利用木材を年間約10万トンと試算している。
今回の計画で、その54%が有効活用できる計算となる
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