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- ID:
- 29101
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1126
- 見出し:
- 地元木材の魅力発信 県内外の若手職人が伊達に木工製作拠点 30日にはセミナー
- 新聞名:
- 福島民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.minpo.jp/news/detail/2013112612377
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
地元産木材で魅力ある製品を開発し、風評を吹き飛ばそう-。
伊達市の白井木工所社長白井貴光さん(42)ら、ものづくりに携わる県内外の若手職人4人が伊達市を拠点に「伊達クラフトデザインセンター」を設立し、活動に取り組んでいる。
30日にイベント第一弾として「木づかい啓発セミナー」を同市の保
原小で開く
メンバーは白井さんをはじめ八木雄二さん(栃木)、二村和広さん(千葉)、大野高裕さん(東京)。
いずれも30歳から40歳代のものづくり職人で、今年2月に同センターを設立した
東京電力福島第一原発事故により風評被害を受けている本県などの木材を使い、安全性を数値で明確にした上でデザイン性・機能性に優れた木材製品を販売していく計画
既にシステムキッチンや内窓、安心ドア、食器棚などの新製品を開発した。
いずれも省エネ・耐震仕様で、復興住宅への売り込みを視野に入れている
白井さんは「日本の国土の68%を占める森林を利活用しない手はない。
風評を乗り越え、植えて育て切って使い、また植えるという自然サイクルを確立したい」と意気込んでいる
「木づかい啓発セミナー」には東大名誉教授の安藤直人さん(東京)、阿部直人建築研究所の阿部直人さん(郡山)、電通ソーシャル・ソリューション局の国重亜希さん(東京)、西条産業情報支援センターの徳永猛さん(愛媛)、南東北木材の鈴木賢二さん(伊達)が出演する。
午後1時半から基調講演や
事例紹介、パネルディスカッション、企画展示を催す。
イベントを通じて、木を生かした新しいビジネスについて考える
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