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- ID:
- 29001
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1114
- 見出し:
- 木彫り ぬくもり伝え 93歳の根岸さん初個展 日光
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20131114/CK2013111402000145.html
- 写真:
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- 記事
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定年退職後に木彫り像の創作活動を始め、九十三歳の現在も作品を生み出している、日光市森友の根岸忠雄さんの初めての個展が、同市瀬川の「アートギャラリー憩い」で開催されている
根岸さんは、古河電工を退職後の六十歳ごろから、知人に誘われて日光彫りの芸術家に師事し、木彫りの仏像や面などの創作を始めた。
自宅に工房を設け、シナノキやホウノキ、キリなどの材料と向き合ってきた
初個展では、天狗(てんぐ)や般若などの面をはじめ、布袋や大黒天などの七福神の木彫り、観音像など約六十点が展示されている。
木の自然な風合いを大事にした作品は、目元がやさしく彫られたものも多く、ほのぼのとさせられる
根岸さんは「百歳までは頑張りたい。
作品の目と鼻、口の表情を楽しんでほしい」と話している
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