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- ID:
- 28852
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1024
- 見出し:
- 伊勢丹新宿店「ふしとカケラ」展 木の生きた証し、大切にする家具
- 新聞名:
- 毎日JP
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/life/news/131024/art13102408040003-n1.htm
- 写真:
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- 記事
-
同じデザインの木の家具が2つ並んでいるとする。
1つには小さな節があるが、片方はシミひとつない美品。
きっと大半の人は後者を選んで買ってゆくだろう。
しかし、日本を代表する工業デザイナー、深澤(ふかさわ)直人さんはこう提案する。
「節やシミは木が生きた証し。
むしろこの家具は、チャーミングな意
匠、二つとない個性を持っていると考えられないか」と
「ふしとカケラ」と題したデザインイベントが、伊勢丹新宿店(東京都新宿区)本館1階ザ・ステージで開かれている。
展示販売されているのは主に、深澤さんと老舗家具メーカー、マルニ木工(広島市)による名作椅子(いす)「HIROSHIMA」だ
そもそも自然の木目を生かした「HIROSHIMA」は、そのデザイン上、節やキズを塗装で隠すことはできない。
見た目が商品に向かないとはじかれ、工場にたまってゆく部材を見て、伊勢丹のバイヤー(仕入れ担当)はふと、ひらめいたという。
「個性を楽しむ商品として、(消費者に)受け入れられないだろうか…
」
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