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- ID:
- 26402
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0107
- 見出し:
- 木製の立体仏像カード販売 12日から東京国立博物館
- 新聞名:
- 福島民報
- 元UR(アドレス):
- http://www.minpo.jp/pub/topics/odekake/2013/01/post_3506.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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福島県鏡石町の絵本・造形作家菊地清さん(66)が制作した木製の立体仏像カードが12日から東京・上野の東京国立博物館で開催される特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡-」(4月7日まで)会場で販売される
円空作の仏像「矜羯羅童子(こんがらどうじ)」をモチーフに、ヒノキのごく薄い合板を使ったペーパークラフト
合板は曲げても折っても割れない特長がある。
和歌山県の大弥工芸社長奥村浩章さんが開発した。
菊地さん作の紙の仏像彫刻を知り、昨年夏に東京で菊地さん主宰の「紙ワザ教室」を訪ねて制作を依頼した
菊地さんは紙と合板の微妙な性質の違いを利用した。
仏像のイメージに近づくよう合板を真ん中で縦に2つ折りして立体化する仏像カードを完成させた
特別展主催者の了解を得て、会場の一角で販売する。
菊地さんは「円空の仏像が持つ素朴さや優しさを表現した。
特別展の盛り上げにつながればうれしい」と話している
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