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    ID:
    28435
    年:
    2013
    月日:
    0826
    見出し:
    北海道・中川町、旭川家具メーカーに銘木供給へ ブランド化図る
    新聞名:
    北海道新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/487710.html
    写真:
    【写真】
    記事
    上川管内中川町は、天然広葉樹の資源を生かし、旭川家具の製作会社への銘木供給を新たに始める。
    メーカー側は、家具材のトレーサビリティー(生産履歴)が明確になり、商品価値が高まると期待。
    第1号として町有林のクルミを11月に伐採し、中川産ですべての材をまかなうことにした工房宮地(同 管内東川町)に販売する。
    森林を所有する自治体と家具メーカーとの連携は珍しい。
    (名寄支局 藤盛一朗)  中川町には2千ヘクタールの町有林のほか、3万5千ヘクタールの国有林、1万9千ヘクタールの北大中川研究林(同管内音威子府村を含む)がある。
    ミズナラやヤチダモなど高級家具の材料となる広葉樹が豊富なのが特徴で、旭川家具の製作会社に供給し、ブランド化を図ることにした。  7月に町有林を視察した工房宮地の宮地鎮雄代表は、年間に消費する丸太約40本分の材をすべて、中川産のクルミにすることを決めた。
    初の中川産材家具として来春、神奈川県鎌倉市の顧客向けにダイニングテーブルを製作する。  宮地代表は「中川の森は、家具材に適した広葉樹が主体で美しく、独自性がある」と強調。
    「道産材を7、8年間使ってきたが、産地が一定しなかった。
    木目が密な中川産に特化すれば、製品価値が高まる」と期待する。  町は23日、最大手のカンディハウス(旭川)の渡辺直行会長とも旭川市内で協議。
    同社や、旭川家具工業協同組合(41社加盟)に材の供給を提案した。  同組合理事長でもある渡辺会長は「まだ総論的な段階だが、(連携を)積極的に考えたい」と歓迎。
    旭川家具の材は北米、ロシアなどからの輸入材が多く、「食同様、トレーサビリティーへの意識が消費者に高まっている。
    中川の提案は、家具材の産地を明確にする大きな味方になる」と評価する。
    <北海 道新聞8月26日朝刊掲載> fff:

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