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- ID:
- 28323
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0812
- 見出し:
- 棺が木製であることの大切な理由を棺桶職人が伝える「The Coffinmaker」
- 新聞名:
- GIGAZIN
- 元UR(アドレス):
- http://gigazine.net/news/20130811-the-coffinmaker-why-wooden/
- 写真:
- 【動画】
- 記事
-
日本では火葬がポピュラーなのに対して、アメリカでは土葬が過半数以上を占めていて、埋葬時には棺桶が使用されています。
棺桶の素材としては金属が最も多く、毎年ゴールデンゲートブリッジを新しく作れるだけの金属が使用されていますが、環境に優しく経済的だという理由で木製の棺桶を一心に作り
続けている棺桶職人のムービーが公開されています
The Coffinmaker
棺桶は全て手作りで製作されているため、必要な木の板を1枚ずつ切り取っています
複数の板をくっつけて側面の板を作っていきます
寸法をそろえた木の板に接着剤を塗って……
指で丁寧に伸ばしていきます
4枚の木の板の側面を合わせて、接着するために機械にセットして圧力をかけます
こうして1枚目が完成
同じような作業を経て側面の板が揃ったら枠になるように立てて、木のダボを打ち込んでいきます
はみ出た部分はのこぎりで切断
表面にやすりをかけて滑らかにしていきます
天板も滑らかに仕上げます
「木製の棺桶の大切な特徴は運べることだ」とMarcus Dalyさんは言います。
金属製の棺桶は人の手では運べませんが、木製の棺桶は亡くなった人を天国へ送る際に直接運ぶことにより、故人の重みを感じることができるからです
かんなで角の面取りを行っています
棺桶を運ぶ人たちが安全に運ぶことができるように、研磨や面取りができているかしっかりと確認
ふたの真ん中に十字架が型どられており、接着剤をはけで塗布
十字架部分に色の違う薄い木の板を張り付けます
側面に聖三祝文という祈祷文を手彫りしていきます
彫り終わった後もしっかりとやすりで研磨
ふたを閉めて……
最後の仕上げを終えたMarcus Dalyさんは作業場を後にします
なお、Marcus Dalyさんが初めて作った棺桶は、亡くなった自分の子どもの棺桶だったそうです
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