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- ID:
- 28092
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0712
- 見出し:
- この数字なあに?:27.9% 木材自給率、バブル後最高
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/feature/news/20130712ddm013040030000c.html
- 写真:
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- 記事
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林野庁によると、2012年の国内の木材自給率は27.9%で、11年比で1.3ポイント上昇し、1989年以降最高だった。
しかし88年以来、30%を割り込んでいる。
木材自給率は、国内に流通する丸太や製材のうち、国産材が占める割合。
2012年の木材供給量は7063万立方メートルで、うち国産材は1968万立方メートルだった。
自給率は1955年に94.5%だったが、69年に50%を切り、2000年には18.2%にまで下落した。
背景には、1964年の木材輸入自由化などにより米国やカナダ、東南アジアから、安価な輸入材が国内で多く流通するようになったことなどがある。
安い輸入材に押され、国産材は売れなくなり、手入れされなくなった人工林は荒れた。
林業が衰退した山村は過疎・高齢化が進む
国は2009年に策定した「森林・林業再生プラン」で、「10年後の木材自給率50%以上」を目標に掲げる。
林野庁の担当者は「林業の機械化と集約化を進め、輸入材と価格で勝負できる」と話す
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