v11.0
- ID:
- 27814
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0604
- 見出し:
- 被災者交流にベンチを いわき市に3台寄贈へ
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130604/CK2013060402000148.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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県立秩父農工科学高校(秩父市大野原)の生徒たちが、福島県いわき市の仮設住宅で暮らすお年寄りらに「ちょっとした世間話をする場」を提供しようと、木製ベンチ3台を製作した。
秩父市の市民団体を通じて今月上旬に現地に設置する
東日本大震災の被災地に救援物資を贈る活動をしている市民団体「ともに会」の依頼で、森林科学科3年生10人が作った。
被災地から「住宅に引きこもって健康を害する被災者もいる。
外に出て気軽に話せる場所がほしい」とベンチの要望があったという
同高では毎年、シバザクラ観賞用のベンチを秩父市に寄贈している。
いわき市に贈るベンチはヒノキの間伐材を使い、座板の高さが約40センチと低めで、お年寄りが座りやすいのが特徴という
製作した間伐材ベンチ班の本田隆悟さん(3年)は「被災者の方々が少しでも明るさを取り戻せたらうれしい」と話していた。
(羽物一隆)
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