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- ID:
- 26514
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0117
- 見出し:
- 五箇山のスギ、割り箸、鉛筆に 南砺の長田組
- 新聞名:
- 北国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130117202.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
南砺市大島の建設業、長田組は今月から、五箇山産のスギを材料にした割り箸や鉛筆の 活用、販売を始めた。
割り箸は平地域の国民宿舎五箇山荘やたいらスキー場で使用し、鉛 筆は土産品として販売する。
五箇山を訪れる人に県産材の魅力を手に取って感じてもらい 、木材の地産地消を推進する
活用するスギは林道整備や建築用材のために伐採した中から、木肌が美しく、木目が細 かいものを選び、金沢市内の専門業者に加工を依頼している。
薬品処理は一切行わず、木 の風合いや香りが残っている。
割り箸は「五箇山の杉材で作りました。
」と書かれた箸袋に入れ、五箇山荘の飲食部門 やたいらスキー場内のロッジで1月初めから使用している。
鉛筆には「富山県・五箇山で育った杉のえんぴつです。
」の文字を入れ、「五箇山鉛筆 」「とやま鉛筆」の名称で販売する。
2月にたいらクロスカントリー場で開かれる全国中 学校スキー大会クロスカントリー競技の出場者に記念品として約1300本が配られる。
今後はケヤキ材などを使った文具の木工品なども制作する。
長田組は大正期の創業当時から、地元産材を使った建築にこだわっている。
長田一政社 長は「天然材の良さを感じてもらい、木材資源の循環活用につなげたい。
五箇山の知名度 向上にも貢献したい」と話している。
問い合わせは長田組=0763(66)2416= まで
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