v11.0
- ID:
- 展させるか、今を生きる我々が真剣に考える必要があるのではないだろうか。
【山越峰一郎】
26509
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0116
- 見出し:
- 古いミカンの木:箸に再生、蒲郡市の特産品に
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/aichi/news/20130115ddlk23040053000c.html
- 写真:
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- 記事
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ミカン産地の蒲郡市が、以前は廃棄するだけだった古いミカンの木を、箸に「再生」して市内で販売する取り組みを始めた。
若狭塗箸で知られる福井県小浜市の製造業者に製造を依頼し、初回分の約3000膳が完成。
市は特産品に育てていきたいという。
【清藤天】
蒲郡市内では、737戸が計約390ヘクタールでミカンを栽培しており、約50年で新しい木に植え替える。
切った古い木は毎年約200トン出るが、これまでは産業廃棄物として出したり焼却したりしており、処分が農家の負担になっていた。
市はこうした状況を受け、名古屋市の木材加工・建設会社と再利用方法を探ってきた。
ミカンの木は年輪が密で硬さとしなやかさがあることから、09年6月ごろから箸への再生方法を研究。
約750本の木を農家から提供してもらい、若狭塗箸業者が完成させた。
塗り箸で、特産の三河木綿柄をあしらったり、ミカンの色合いを表現するなど5タイプがあり、長さや色にさまざまなバリエーションがあるため、60種類になる。
昨年10月から、市内のJA蒲郡市のグリーンセンターで、1膳1500〜2300円で販売している。
1日1膳ペースで売れており、蒲郡市農林水産課は「農産物を販売する場所で、これだけ売れるのはすごいこと」と手応えを感じている。
昨年12月下旬には、市内の旅館やホテル、行楽施設など11施設に販売場所を拡大した。
同課は「今後も売り上げ状況を確認して、提供店を広げていきたい」と話してい
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