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- ID:
- 27713
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0521
- 見出し:
- 河守鉱山跡を緑豊かに 日向水木育苗隊が挿し木用の枝を採取
- 新聞名:
- 両丹日日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.ryoutan.co.jp/news/2013/05/20/006544.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
植物が育ちにくい蛇紋岩地帯が広がる福知山市大江町仏性寺、旧河守鉱山跡地に、落葉低木のヒュウガミズキを植えて緑化を図る「日向水木育苗隊」の隊員たちが18日、跡地周辺でヒュウガミズキの挿し木用の枝を採取した。
枝は持ち帰り、自宅で育て、来秋をめどに跡地に移植する
ヒュウガミズキによる緑化は市と、森林関係者らでつくる福知山千年の森づくり協議会が計画。
蛇紋岩地帯でも自生するヒュウガミズキを植えるため、市民や企業に挿し木で育ててもらう取り組みを昨年度から6カ年計画で進めている
現在、隊員登録者は個人約70人、企業9社で、同日は隊員18人が参加した。
大江山に詳しい岩佐隆さん(78)=大江町仏性寺=たちからヒュウガミズキについて説明を受けたあと、跡地周辺で枝を採取していった
隊員たちは岩佐さんや市職員らに木の種類を確認しながら、剪定はさみなどを使い、1人5-10本ずつ枝を切っていった。
ヤマフジなど他の植物も観察。
大江山の自然の良さを味わった。
採取後、大江山グリーンロッジで市職員から挿し木の仕方や管理方法などを教わった
三和町草山の荒木千鶴さんは「夏場の管理が大変と聞いているので、枯れないように頑張って育て、山にかえしたい」と話していた
写真=ヒュウガミズキの枝を採取する隊員たち
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