v11.0
- ID:
- 27671
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0516
- 見出し:
- 早大、小型の「木こり」ロボ開発-急斜面作業を安全に
- 新聞名:
- 日刊工業新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720130516eaab.html?news-t0516
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
早稲田大学の白井裕子准教授らは、木を自動で切り倒す小型伐倒(ばっとう)ロボットを開発した。
セットして木の直径を入力するだけで、切り方を自動で設定して作業する。
小型で人が持ち運べる大きさのため、斜面の傾斜が急で険しく、複雑な地形の日本の山林でも支障なく使える。
人は離れた所から操
作できるため、伐倒中の死傷事故を減らせる可能性がある。
開発したロボットで伐倒作業をする
開発した小型伐倒ロボット「巽(たつみ)」は、本体にチェーンソーを取り付けて使用する。
木の幹に直角三角形状の切れ込みの「受け口」と、その反対側から斜めの切れ込みの「追い口」を入れる、現場でよく使われている切り方を自動で行う。
直径25センチ―30センチメートルの木を伐倒できる
本体とチェーンソーを合わせた重さは約18キログラム。
ロボットに付属の針を幹にあて、幹の周りにベルトを巻いて固定し、木の直径を入力するとチェーンソーの軌道を自動で計算して伐倒する
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