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- ID:
- 27224
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0326
- 見出し:
- 千本格子の花鉢、出迎え 高岡大仏参道に60基
- 新聞名:
- 北国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130326202.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
高岡大仏に続く参道を花で飾る「おもてなしフラワー事業」で、高岡市の坂下町通り景 観形成委員会は参道に並べるプランターボックスを、重伝建(重要伝統的建造物群保存地 区)に選定された金屋町の千本格子「さまのこ」を模した富大生考案のデザインとするこ
とを決めた。
5月ごろに設置し、観光客を迎える
プランターボックスは県産杉の間伐材を活用した木製で、縦約30センチ、横約80セ ンチ、高さ約30センチ。
横面が格子、背面に約1メートル20センチの格子状のフェン スが付いた2タイプがある。
坂下町通りに面する商店の希望に応じて計約60基が用意さ れる。
デザインを考案したのは富大芸術文化学部の学生4人。
昨年秋、家具製作や造形表現を 専門とする小松研治教授の呼び掛けに応じて打ち合わせし、数案の中から選んだ
坂下町通り景観形成委員会は現在、プランターに植える花の種類を検討している。
秋に は植え替えも予定しており、季節に合った風情を出すよう努める。
おもてなしフラワー事 業は2016年度までで、期間中は年2回、花を植え替える。
酒井敏行会長は「プランターボックスに高岡の文化を盛り込み、訪れた人が心行くまで 大仏を楽めるような参道にしたい」と話した。
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