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- ID:
- 26908
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0222
- 見出し:
- 「諏訪のオルゴール」に新作 木工職人の技響く
- 新聞名:
- 長野日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=27733
- 写真:
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- 記事
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下諏訪商工会議所は21日、地元の木工職人が手掛けたオルゴール製品2点が完成し、受注を始めると発表した。
いずれも木製で、音色や形にこだわった新商品。
同商議所はインターネット通販や大都市圏での顧客確保も見込み「諏訪のオルゴール」を前面にPRしていきたい考えだ
商議所が発注し、日本電産サンキョーオルゴール=原村=と、下諏訪町のスピーカー工房「千万音(ちまね)」の山本祐二朗さん(38)=同町御田町=、岡谷市の家具工房「スケールワークス」の花岡正太郎さん(27)=同市長地権現町=が協力して製品化した。
いずれも日本電産サンキョーオルゴールのオルゴール(ムーブメント)が組み込まれ、箱(筐体)をそれぞれが手作りした。
山本さんの製品はメープル材などバイオリン用材を利用し、箱をバイオリンに見立て音質にこだわった。
オルゴールはシリンダータイプで、箱は横45センチ、高さ23センチ、奥行き13センチの大きさ。
本物のオルゴールが分かる中高年を中心に5台を限定販売する。
1台100万円
花岡さんの製品はミズナラを使った壁掛けにも横置きもできるシンプルな形。
時計と連動し、昼間は1時間おきにオルゴールが鳴る。
オルゴールはディスクタイプで、箱は高さ52センチ、幅24センチ、奥行き13センチ。
新築祝いの贈り物などに喜ばれそうだという。
1台20万円。
受注は随時受け付ける。
両製品とも好みのオルゴールを組み込むことが可能といい、製品によって大きさや価格も前後するという。
商議所では2008年度からオルゴール事業を展開。
「世界に一つしかないオルゴール」と銘打ち商品開発しているが、職人手作りのオルゴールは初めてという。
今後は「ブランド化も視野に開発を進め
ていきたい」としている。
申し込み、問い合わせは千万音(電話0266・28・5755)、スケールワークス(同0266・55・4682)へ
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