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2011年- 県産材の生産急増 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 23381
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0203
- 見出し:
- 県産材の生産急増 11年度上半期、震災復興需要受け
- 新聞名:
- 徳島新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2012/02/2012_132816052643.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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東日本大震災の発生以降、スギやヒノキなど県産木材の生産量が増加している。
復興に向けた木材需要の高まりから森林組合や個人の伐採が進み、2011年度上半期(4~9月)は、吉野川地区(吉野川市、阿波市)の生産量が前年同期比で2倍以上の2139立方メートルになったのをはじめ、県西、
県南部で軒並み増加している。
県によると、美馬地区(美馬市、つるぎ町)が47%増の1万1139立方メートルと2番目の伸び。
美波地区(美波、牟岐、海陽各町)は42%増の1万493立方メートル、三好地区(三好市、東みよし町)が16%増の2万7528立方メートルと続く
県内一の生産量を誇る那賀地区(阿南市、那賀町)は、昨夏の台風の影響で1万4182立方メートルと31%の減少。
県全体では7%増(4704立方メートル)の伸びとなった。
大震災直後から木材需要が急増、木材価格も1割ほど上昇した。
県内の木材関係業者らは、被災し操業を停止した東北の合板20 件工場などの生産分を補っているほか、生産時期を例年より早めて対応している。
県の次世代林業プロジェクトでは、県産材の生産量を毎年10%ずつ増やす計画。
だが11年度は、こうした状況を踏まえ、20%増の生産量約24万立方に上方修正した。
今後も県は森林組合などに働き掛けて皆抜や間伐を促す
【写真説明】次々と集材場に運び込まれる県産材=三好市三野町の三好木材センター
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