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- ID:
- 26245
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1219
- 見出し:
- 石川産材トントゥ置物、福島へ 金沢、内灘の有志
- 新聞名:
- 北國新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121219103.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
金沢、内灘の有志が県産スギの間伐材でフィンランドの森の妖精「トントゥ」の置物を 作り、東日本大震災の被災地へ送る。
震災から1年9カ月を経た今も仮設住宅暮らしを余 儀なくされる被災者を元気づける
トントゥの置物は福島県南相馬市や会津若松市などにある仮設住宅集会所と幼稚園の計 10カ所へ届けられる。
製作に参加するのは被災地の子どもにおもちゃなどを発送しているナレーター生田麻里 さん=内灘町=やピアノ講師春本巳希子さん=同=ら約10人
生田さんと春本さんは「震災から長い時間がたったが、支援を必要とする人はまだまだ いる」と10月から2度にわたり被災地へ物資を送ってきた。
16日に鍋谷木材(金沢市寺中町)で開かれた置物作り教室で顔を合わせた参加者は、 生田さんらの話を聞いて「かわいいトントゥの置物を被災地へ送れば、子どもが喜ぶので は」と意気投合。
19日に再び集まり、30体以上を製作する。
同社を営む鍋谷秀典さんが「間伐材を建築以外で活用できる。
喜んで協力する」と県産 スギの丸太の確保を担当。
参加者は丸太の断面にサンタクロースなどの和やかな絵を描き 、屋外用に直径20センチ、高さ50センチの大型のものや室内用に小型の置物を作る。
完成した置物は文房具とともに20日にも発送する。
生田さんは「今も苦しむ方々の役 に立ちたい。
かわいらしいトントゥの置物で、明るい気持ちになってほしい」と話した
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