"2011年- ソフトさと快適さを実現したエコロジー素材 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    23344
    年:
    2012
    月日:
    0201
    見出し:
    これまでにないソフトさと快適さを実現したエコロジー素材/レンチング モダール
    新聞名:
    AFP
    元UR(アドレス):
    http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/senken-h-mp/2854308/8387694
    写真:
    -
    記事
    エコロジーや快適さ、機能性などが素材に求められている。
     レンチングファイバーズ(LENZING FIBERS)が提供しているセルロース繊維「レンチング モダール」は、こうした今求められるニーズにタイムリーに応える素材だ。
    環境に配慮したエコロジカルな製造法に加え、究極のソフトさや肌触りの良さ、吸湿性などこれまでにない快適さを提供する。 ◆ブナの木から作るプレミアム繊維  レンチング モダールはブナの樹木が原料のセルロース繊維だ。
    パルプの状態にしたブナの木から抽出したセルロース成分をもとに、完全な工程管理でエコロジカルに作られる。
    間伐材を使用し、木材からパルプ、ファイバーまですべての製造工程を管理し、自然由来の繊維を安心の品質で提供している。  いくつもの優れた特徴を持つレンチング モダール。
    そのひとつがソフトさだ。
    羽毛のようなソフトさが特徴のレンチング モダールだが、繊維が細い「マイクロモダール」はさらにソフトさを追求した繊維だ。
    極細で究極のソフトさが特徴の新原綿「マイクロモダール エアー」は綿と比較して4倍の柔らかさとなっている。  レンチング モダールはさらに多くの特徴を持つ。
    水分の吸収力の早さは綿と比べて優れており、例えばタオルなどで「ターボドライヤーのような役割」とも形容される。
    また発色も良く、鮮やかな色合いと、洗濯後の色落ちの少なさは特筆すべき点だ。
    さらに他素材とのブレンドにも優れる。
    とりわけ相性が良いのは綿で、混 紡タイプでは色合いを全く同じくして染めることが可能だ。
    また高級感を高めるシルクやウールとの混紡、機能性を発揮する合繊との複合など、その汎用性の高さが注目されている。  レンチング モダールでは、スタンダードタイプのほか、極細ファイバーによるマイクロタイプ、UVカットの「レンチング モダール SUN」など新しい素材も販売され、用途や市場を広げている。 ◆環境イノベーションを追求  レンチング モダールでは、エコフレンドリーな製造技術をさらに追求している。
    このほど発表された「レンチング モダール エーデルワイス」は、ソフトさや鮮やかな色合いなどの繊維性能をそのままに、さらに製造工程での環境配慮を進めた新素材だ  エーデルワイス技術は、これまで使用していた薬剤を見直し、酸素系技術を利用した新開発エコロジー加工法。
    環境に負担がかかる薬剤は使わない。
    これは木材チップからパルプ製造、ファイバーまでを一貫生産し、途中で使用する薬剤や排水を完全回収・リサイクルするというレンチングファイバーズ工 場でなければ導入できない技術だ。
    レンチングファイバーズでは、最も高いエコロジー基準を持つセルロース繊維として、環境意識の強いパートナーへの供給からスタートする。  モリリンの手がけるレンチング モダール®の複合素材では、上品なドレープ性とUVカット機能を持つエレガントな「リュクセル サン」、マイクロモダールと極細アクリルによるカシミヤのような柔らかさと暖かさが特徴の「マイクロキャッシュエアー」、3./自然な心地良いふんわり感を持ち、柔らかな肌触感を維持する「レンチング モダール ロフト」などが揃う <モリリン 公式サイト> ●ユーザーに聞く ◇取り組み20年、多彩な糸を品揃え/シキボウ 繊維部門営業第一部次長 兼 富山工場長・米原 聡さん  モダールはもう20数年、展開してきました。
    歴史、扱い量、品質、アイテムの広がりなど、さまざまな点で日本の素材メーカーとして一番の規模だと自負しています。
    一時はモダール専任の部署を設けた時期もあり、モリリンさん、レンチングさんと密接に連携しながら、素材を作り上げてきました。  私が関わる原糸販売は、途切れることなくモノ作りを続けてきましたし、今もこれからも主力素材の一つです。
    当初はモダール100%や綿混からスタート。
    その後、ポリエステル、最近はウールや麻、トリアセテートなどへと複合のバリエーションを拡大してきました。
    紡績としての強みを一番生かせる糸作りにお いても長短複合糸、精紡交撚糸、強撚物から甘撚り糸と多彩に手掛けています。
    糸番手で言うと、当初は20番、40番という定番的な太さが中心でしたが、今は80番クラスの細番手糸も当たり前になっています  当社の主力紡績工場である富山は、この間の設備の組み換えで、4万錘(すい)規模で多品種・少量・開発型対応の工場に生まれ変わっています。
    一方、タイ、インドネシアの自社工場では定番的な糸への対応が可能です。
    こうした棲み分けを生かしながら、多様なニーズに対応していく考えです <シキボウ 公式サイト> ◇モダール製品でロングランのヒットを飛ばす/ゴールドフラッグ社長・平久保晃世さん  モダールを手がけて10年になりますが、大きな転機は5年程前でしょうか。
    モリリンさんに「一番良いモダールを持ってきて」と頼んだところ、届いたのがマイクロモダールでした。
    仕上がった商品は、滑らかなタッチや独特のフィット感など商品の特徴はもちろん、環境を汚さない天然由来の素材という点に、大きな 可能性を感じました。
    テレビショッピングの「QVC」でデビューさせたのが06年  あったか肌着の流れにも乗り、翌年には数万枚が完売する勢いに。
    口コミでもどんどん人気が広がり、今ではQVCも含め年間5万枚以上の大ヒット商品になっています。
    マーケットには低価格のものがあふれています。
    マイクロモダールの6090円という価格は決して安くありません。
    QVCでは私が出演して、着 fff:

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