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2011年- 大豊に3セク製材会社 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 23332
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0131
- 見出し:
- 大豊に3セク製材会社
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120130-OYT8T01220.htm
- 写真:
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- 記事
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大手集成材メーカー「銘建工業」(岡山県真庭市)と県森林組合連合会、大豊町などが第3セクターの製材会社「高知おおとよ製材」(大豊町)を設立し、30日、高知市内のホテルで設立総会が開かれた。
工場は今年7月、同町内で着工され、来年5月から操業を始める。
初年度の年間売上高は10億円
を目標にしている。
銘建工業は2006年、工場誘致を図った県、町と進出協定を締結したが、住宅需要の低迷などで一時進出を見合わせ、昨年9月に改めて県、町と協定を結び、新会社の設立を目指していた。
新会社の資本金は9700万円で、出資割合は銘建工業約5600万円(58%)、県森連約2700万円(28%)、大豊町約1200万円(12%)、県素材生産業協同組合連合会約200万円(2%)。
同町川口の農工団地に、原木の貯蔵場所や乾燥施設を併設した工場(延べ床面積約6600平方メートル)
を建設する。
一部土地や機械購入費などを含む初期投資は27億円で、初年度はスギやヒノキの原木5万立方メートルを板材や柱などに製材する。
13、14年度は赤字を見込むが、15年度には原木10万立方メートルを取り扱い、売上高を21億円まで伸ばして黒字転換を図りたいとしている。
原木10万立方メートルは、県内で年間に切り出される量の約4分の1に相当し、新会社は今後、原木を安定的に供給してもらえるよう県森連と協定を結ぶ。
また地元から約40人を新規雇用する。
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