v11.0
- ID:
- 25511
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1011
- 見出し:
- 国産ペレット課題 品質とコスト削減
- 新聞名:
- 伊那MYウェブニュース
- 元UR(アドレス):
- http://inamai.com/news.php?c=norin&I=201210101914150000048843
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- 記事
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ペレットストーブの燃料となる木質ペレット。
今後は海外から安いペレットの輸入が見込まれる事から、国産品のペレットは品質管理と共にコスト削減が必要となりそうです
10日は伊那市内で、日本木質ペレット協会の燃料用優良木質ペレット認証制度説明会と研修会などが開かれ、上伊那森林組合をはじめとする、全国のペレット製造業者およそ50人が出席しました。
協会では、これまでにメーカー毎の品質のばらつきを無くす為の規格作りや、安定して供給できる製品に対して燃料用優良木質ペレットとして認証する取り組みなどを行っています
協会長で、筑波大学名誉教授の熊崎実さんは、研修会の中で、国内におけるバイオマス発電の電力の買い取り価格が、海外と比べ2倍以上で買い取られている事に触れ、「今後は、海外から日本の半値以下の工業用ペレットが大量に入ってくる」と話し
「日本は、一定の以上の品質を維持する事と、コストを下げる事が必要」と話していました。
上伊那森林組合が製造するおペレットは、国内で唯一、燃料用優良木質ペレットに認証されていて、関係者は「競争力を高める為に、より品質の高いペレットを製造していきたい」と話していました
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