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- ID:
- 25472
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1009
- 見出し:
- 高齢者向けに「オバマージャン」 小浜、地元木材で牌サイズ3倍
- 新聞名:
- 福井新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/37336.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
福井県小浜市社協や同市のはまかぜ通り商店街などは7日、同商店街で「やさしさいっぱい! まちなか夢通り2012」を開いた。
地元NPO法人考案による大きな牌(ぱい)を用いたお年寄り向けのマージャンが初披露されたほか、脳出血を乗り越えた市内デザイナーの作品展などが開かれた。
まちなか夢通りは、空き店舗の活用や地域交流、近年減少傾向にある共同募金額の向上を目的に2007年に始まった。
今年は市内40団体でつくる実行委員会が企画した。
お年寄り向けマージャンは、市内のNPO法人「WACおばま」が考えた。
牌は通常の3倍の大きさで、地元産の木材から作った。
「オバマージャン」と名付けた。
ルールはシンプルで手持ちの牌は通常よりも少ない8個。
2人ずつの4組が1・8メートル四方の机を囲み対戦する。
共同募金の補助を受けており今後、地域のイベントなどで活用するという。
会場ではこの日、NPOのメンバーらがオバマージャンのやり方を説明、来場者を交えデモンストレーションが行われた。
参加者は「文字が見やすい」「簡単で楽しい」などと話し、評判は上々だった。
昨年8月に脳出血になった同市のデザイナー足立直紀さん(58)は、闘病生活を支えてくれた人たちへの感謝を込めた詩や、これまでに描いた絵画など約20点を展示した。
同市羽賀の松井紀男さん(51)は「詩の言葉全てに足立さんの優しさが表れていて、目頭が熱くなった」と話していた。
このほか、JR小浜線の全線開通90周年を記念した写真パネル展、地元中高生による歌や吹奏楽の演奏、フリーマーケット、餅まき、募金の呼び掛けなどさまざまな催しが行われ、大勢の来場者でにぎわった
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