v11.0
- ID:
-
25384
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0927
- 見出し:
- 大鹿村、木工体験施設を観光拠点に 10月から本格営業
- 新聞名:
- 信州LIVEON
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_227596
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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下伊那郡大鹿村は10月、同村鹿塩(かしお)にある村過疎対策工場を改修して8月にオープンした村木工体験交流施設の営業を本格化させる。
地域の活性化に携わる総務省の「地域おこし協力隊」として、4月に村内に移住した竹岡栄作さん(36)が施設を管理。
村民に木材加工の機械を使ってもらったり
、観光客向けの木工教室を開いたりする。
村内の林産資源を活用する新たな観光拠点としていく
村産業建設課によると、施設は鉄骨平屋300平方メートル。
2011、12年度に計約570万円かけて事務所やトイレなどを整備。
木材に穴を開けたり表面を磨いたりする機械を村授産所から移した。
岡山県倉敷市生まれの竹岡さんは、岡山市内の職業訓練校で木材加工や家具製作を学んだ。
同市内の雑貨屋で働いていた時、大鹿村が木工施設の管理者を募集しているのを知り応募。
現在は訓練校で知り合った妻・亜理沙さん(30)と村営住宅で暮らす
木工施設がオープンしてから竹岡さんは、村民らに木製スプーンの作り方などを教え、施設で使う木製のテーブルや椅子なども作っている。
施設内には、竹岡さんがヤマザクラで作ったペーパーナイフやカラマツ製の写真立てのフレームなどが並ぶ。
今後、村内の陶芸家の作品も集めて販売する予定だ
村内外の人が集う交流スペースとしての活用も考えている竹岡さんは「大鹿にこんな所があったのかと驚いてもらえる場所にしたい」と話す
利用料は村民が1時間100円(村外者200円)、4時間300円(同600円)、4時間以上500円(同千円)を予定。
月・水曜定休。
問い合わせは同施設(電話0265・39・2616)へ
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