v11.0
- ID:
- 25347
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0924
- 見出し:
- 木製「名古屋城」:精密な作り、披露 故伊佐治さん、75歳から手作り
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/select/news/20120921mog00m010006000c.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
岐阜県御嵩町御嵩口の寝具店経営、伊佐治徳男さん(72)の父で、18年前に亡くなった保さん(享年84)が、コツコツと手作りした高さ約2メートルの木製「名古屋城」が、同町の古民家ギャラリー「たんどこ」で21日から展示される。
病院にデイケアで通っているお年寄りの作品展に合わせて展示。
精密な
作りが注目を集めそうだ。
【小林哲夫】
保さんは大工として長年働き、晩年は寝具店を営んできた。
75歳の時、妻と観光に訪れた名古屋城で、ロボットが城を組み立てているのを見て「自分の経験と技術でできるんじゃないか」と一念発起。
金婚式の記念に“ミニ名古屋城”の製作を開始し、約10カ月かけて85年10月に完成させた。
設計図は
なく、本や写真を参考に手探りで製作したため縮尺などは検証されていないが、石垣の質感や窓などの細工は本物そっくり。
屋根の上には金色に輝くシャチホコも鎮座させた。
材料は八百津町の丸山ダムで漂着した流木を集めたという
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