v11.0
- ID:
- 25013
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0810
- 見出し:
- 木の中に本がたくさん!?市民に愛される街の図書館「Book Forest」
- 新聞名:
- Greenz.jp
- 元UR(アドレス):
- http://greenz.jp/2012/08/09/book_forest/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
友達同士での本の貸し借りは、日常茶飯事かもしれません。
では同じ地域に住む人とその本の交換ができ、それが地域の人と繋がるきっかけになったる。
そんなことができたら、素敵だと思いませんか?
Greenz.jpでも、玄関を”まちの図書館”にする「Little Free Library」など、本を通じたコミュニケーションをたくさん取り上げてきましたが、今回ご紹介するのはドイツの首都ベルリンに出現した、まるで絵本に出てくるようなまちなかの本棚です
森のなかにある倒木をイメージして作られたこちらの本棚を手がけたのは、「BauFachFrau」という建築に携わる女性たちで構成された非営利組織。
専門家かつ女性ならではの視点がいかされ、可愛らしいだけでなく雨風対策も万全など、こだわりの作品になっています
この小さな”まちの図書館”は、当初は2008年まで設置される予定でした。
しかしこの愛くるしい見た目によって、みんなに愛され、暮らしの一部となった結果、撤去されず今でも残っているのだそうです
自分にとって大切な本を本棚に入れることで託し、誰かにとって大切だった本を受け取る「ブッククロッシング」は今や世界中に広まっています。
同じまちに住んでいても、ご近所の付き合いが薄くなってしまいがちな昨今ですが、まちにどんな場所があればコミュニケーションが生まれるのか、そしてどんなデザインな
らその場所が愛され、使い続けてもらえるのか。
そんなヒントに詰まったアイデアだと思います
あなたの街にそんな場所がありますか?ぜひ教えてください!
fff: