v11.0
- ID:
- 24997
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0808
- 見出し:
- 天竜材使った竜のモニュメント完成
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120807/CK2012080702000036.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
この夏に「美林天竜・森と川を守るキャンペーン 森の彫刻ワークショップ」(龍水の都文化体験プログラム実行委員会主催)に参加した浜松市内の子どもたちが、天竜材を使った竜のモニュメントを完成させ六日、同市天竜区二俣町の秋野不矩美術館敷地内に設置した。
七日から一般公開する
ワークショップは二俣地域で夏休みに入って計四回開かれ、天竜区内などの小学生ら約三十人が参加した。
制作したモニュメントは、杉丸太(高さ約三メートル)に竜が巻き付いて登る様子を力強く表現。
三体作って、それぞれに「愛」「絆」「翔(はばたき)」と名付けた
素材には地元森林組合から譲り受けた天竜産スギ材などを使い、三角形の端材約六百個を竜のウロコに見立てて水性ペイントで色を付け、木彫りの胴体に張り付けた。
実行委員の大人たちも制作に参加した
各モニュメントには天竜林業高生徒が作った鉄製の風見鶏を取り付け、名前のデザインは二俣高生徒が担当して協力した
秋野不矩美術館では現在「秋山祥子彫刻展-鳥たちとともに-」(同市主催、十九日まで)を開催中。
出品者の秋山さん(彫刻家、米国ボストン大学芸術学部彫刻科准教授)は現在、天竜区内でホームステイをしており、ワークショップの監修を引き受けた。
秋山さんは「子どもたちと一緒に作るのは楽しかっ
たですね」と話し、子どもたちも「面白かった」と笑顔を見せていた
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