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    ID:
    24962
    年:
    2012
    月日:
    0806
    見出し:
    戦争伝えるプロペラ 「山本五十六」名彫る 五井会館であすまで展示
    新聞名:
    東京新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120804/CK2012080402000094.html
    写真:
    【写真】
    記事
    旧海軍を率いた山本五十六の名が彫られた旧日本海軍機の木製プロペラが、市原市の五井会館で展示されている。
    同市神代(かじろ)の神代神社に保管されてきた物だが、詳しい由来は不明。
    展示を計画した神代の住民は「展示で情報を集め、若い人が戦争を考えるきっかけにもしたい」と期待する。
     ( 白名正和)  プロペラは長さ三・二メートル、重さ三十キロ。
    山本五十六の名前とともに漢文で「龍蛟躍四溟(りゅうこうしめいにおどる)」と彫られている。
    「天皇の権威と徳が全世界に広まるように」の意味で、当時の国民の戦意高揚を狙ったとみられる  戦後、神代神社の渡り廊下の天井にくくりつけられ、注目を浴びることがなかった。
    氏子で明星大学講師の斎藤和夫さん(60)が今年、地元の郷土史家・青柳至彦(よしひこ)さん(75)が発表したプロペラの由来を読み、市民に見てもらおうと展示を計画した  なぜプロペラが市原にあるのか-。
    青柳さんによると、旧日本軍は多額の寄付者に対する記念品として、使わなくなった木製プロペラに有名軍人の山本五十六の書を彫り贈っていた。
    「全国で二十本ほど確認され、神代神社の物もその一つ」だという  地元住民がプロペラを寄贈され、海上小学校に飾っておいた。
    戦後はGHQの目を逃れるため地中に隠したが、子どもらが掘り出すので、学校に近い神代神社に移した-と青柳さんは分析している  ただ、最大の謎が残っている。
    プロペラに書かれた「寄贈者 鈴木勝」が誰かが分かっていない。
    二日に展示を見に来た七十代の男性は「市内の新生(あらおい)という地籍に当時、建設会社をやっていた鈴木さんがいた」と“証言”したという  「でも現在、新生には鈴木姓の家は見当たらない。
    情報はここまでしかないんです」と斎藤さん。
    「展示を通して、若い世代にプロペラという戦争史料を見て戦争を考えてもらいたい。
    併せて情報を寄せてもらい、プロペラの謎も解きたいですね」と笑った fff:

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