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    ID:
    24849
    年:
    2012
    月日:
    0723
    見出し:
    彩り豊か寄せ木箸 唐木細工の土倉さん
    新聞名:
    東京新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120722/CK2012072202000086.html
    写真:
    【写真】
    記事
    黒檀(こくたん)や紫(し)檀など堅くて独特の色合いを持つ木を組み合わせる伝統工芸、唐木細工の工房「土倉木工所」(葛飾区西亀有)の土倉昭夫さん(69)が複数の木を組み合わせて形と色のバリエーションを楽しめる「寄せ木箸」を開発、実用新案登録した。
     (村松権主麿)  唐木細工は、クギを使わずに木を組み合わせ、すずり箱や茶道具箱を作る。
    普通の箸は一種類の木をかんなで仕上げるが、寄せ木箸は、上から見ると三角形の木を組み合わせる。
    中心部分が六〇度の木を六本接着すれば六角形の箸となる  四~五年前に思い付き、今年に入って試作を始めた土倉さんは、「〇・一ミリのズレでも隙間があき、形崩れの原因になる」と勘が頼りの難しさを語る。
    中心の角度により、三角形から八角形まであり、黒檀の黒、カリンの茶色がかった赤、クワの金色など色のコントラストを楽しめる  四月に実用新案登録。
    五月にサンプルを箸専門店「銀座夏野」(本店中央区)の高橋隆介会長(64)に見せたところ「面白い」とその場で注文を受け、六月から販売を始めた  グループ十三店で、土倉さんの箸が特に売れているのは、東京スカイツリー(墨田区)の商業施設「東京ソラマチ」四階の支店。
    売れ筋は千~二千円だが、土倉さんのコーナーでは「五千円以上の箸が自宅用によく売れている。
    指の当たりが柔らかく、当店の売り上げで三位に入る」と中間裕子支店長(3 3)  寄せ木箸は一万二千六百~一万五千七百五十円と高額だが、納品してすぐ大小二膳の夫婦箸が二組売れた。
    「飛ぶようには売れないが、時間をかければ一定の販売が見込める」と高橋隆太社長(39)は期待する。
    二カ月に一度の銀座夏野への納品が、箸全体で倍の四百膳に増えた土倉さん。
    弟 fff:

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