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- ID:
- 24819
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0719
- 見出し:
- カネコ総業、環境配慮の木工製品 国際認証を取得
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nikkei.com/article/DGXNZO43876070Y2A710C1L21000/
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- 【写真】
- 記事
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木材加工のカネコ総業(三条市、金子薫社長)は、木材の国際認証「FSC」を使った商品を発売する。
環境保全に配慮した木材を原材料に使うことで、自社の園芸用品などのブランドイメージを向上。
中国製など安価な輸入品に対抗する。
今後、5年で同社が取り扱う木工製品の2割に相当する200商品を
認証対応にする。
2011年7月に同認証を取得した。
FSCマークを付け、デザイン性にもこだわった園芸用品や家庭用品の新ブランド「CAN・ECO(キャン・エコ)」を立ち上げ、8月に発売する。
同ブランドでは草花を植えるときに使う移植ごて4種類、インテリア小物4種類、まな板3種類などを展開する。
価格は移植ごてが2100円から。
一般的な国産の移植ごてよりも1割程度高く設定する。
素材を生かし、丸みを帯びたデザインが特長という。
8月19~21日に第四銀行が東京・日本橋で運営する販路開拓支援施設「ブリッジ にいがた」で展示発表会を開く。
小売・卸売りなどの約1000社に招待状を送った。
FSCとデザインで付加価値を高めた新ブランドで、従来の園芸用品店だけでなく、雑貨店、百貨店などに販路を広げる考えだ
同社は1400種類の園芸用品などを扱い、このうち1000種類が木工商品。
ただ、園芸用品などは安価な輸入品との価格競争に陥っている。
FSCで環境に配慮した商品にすることで輸入品と差異化する。
カネコ総業の2011年8月期の売上高は約3億円
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