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- ID:
- 24792
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0717
- 見出し:
- 江戸時代の木材運搬を体験 勝興寺こども大工教室
- 新聞名:
- 北日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://webun.jp/news/A100/knpnews/20120715/62860
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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国重要文化財・勝興寺(高岡市伏木古国府)の伝統建築に理解を深める「こども大工教室」が15日、氷見市の松田江浜で開かれた。
同寺近くの児童と保護者ら約30人が、本堂が建立された江戸時代に使われた木材の運搬方法「磯引(いそびき)」を体験。
いかだのように組んだ木材を海岸沿いに動かし
、先人の知恵や苦労に思いをはせた。
教室は5月から毎月1回、勝興寺さま技法研究会(会長・田中健太郎同寺保存修理工事棟梁)がテーマを変えて開催している。
今月は本堂建立時の様子を記録した古文書に「磯引」の記述があることから体験会を企画した。
出発式で田中棟梁が「磯引は、重い木材を運ぶための先人の知恵が詰まった方法。
実際に体験してみてほしい」とあいさつ。
長さ約4メートル、直径約30センチのマツ材3本をいかだのように固定して海に浮かべ、参加者がロープで引いた。
1時間半かけて約2キロ先の島尾海岸まで運び、全員でバーベキ
ューを楽しんだ
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