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- ID:
- 24788
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0717
- 見出し:
- 県産材「価格下落に対策を」 県の特命チーム、5団体と意見交換
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120713ddlk45020519000c.html
- 写真:
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- 記事
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木材価格急落を受け6月に発足した県の「木材価格対策特命チーム」が、県森林組合連合会など5団体と県庁で初の対策会議を開いた。
関係団体からは「(このまま下落が続けば)半数近くが倒産する」などと切実な意見が出された。
9日にあった「木材価格対策連絡会議」で、河野俊嗣知事は「最近にない水準まで下落し続けて危機感は募っており、森林業への影響が心配」とあいさつ。
対策を話し合う中、県森林連は「生産調整をしたくても伐採搬出に代わる仕事がない。
中長期的な対策を考える必要がある」と指摘。
別の団体は「業者
は今、経費分の収入しかない。
国産材を使うよう国に訴えてほしい」などと要望した。
県山村・木材振興課によると、木材(丸太)の1立方メートルあたりの月平均価格は、昨年11月の1万700円から下がり続け、5月は7600円、6月は6900円と激しく落ち込んだ。
背景に▽木造住宅の新築が全国的に低調▽円高ユーロ安で欧州材の値段が安く、国産材を採用していた住宅メーカーな
どが外材に切り替えた▽需給バランスが崩れている−−などの原因があるという
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