v11.0
- ID:
- 24787
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0713
- 見出し:
- ペン軸に 県と木工業者、共同製作し発売
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/nara/news/20120712ddlk29040491000c.html
- 写真:
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- 記事
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吉野杉を使った木製のボールペンとシャープペンシルを、県と木工業「夢咲花(ゆめさか)」(桜井市鹿路)が共同で作り、販売を始めた。
スギ板を成形した耐久性の高い素材を使用。
県などでは「節のない吉野杉ならではの美しい木目とぬくもりを楽しめる」とし、土産物などとしてアピールする。
軸部分に、県森林技術センターが開発した「スギ強化LVL」を使用。
吉野杉の丸太から作った薄板に樹脂を含ませて圧縮した素材で、元は県産材の利用拡大のため建築用に開発した。
耐久性や水をはじく性質に優れ、筆記具に応用した。
加工は「夢咲花」の森本英雄さん(61)が担当。
一本一本を削り出した手作りで、森本さんは「削り方で木目の顔が変わる。
身近に使って木に親しんでもらい、木材需要の拡大にもつながれば」と話す
ボールペンが大小2種類とシャープペンシルがあり、各4000円。
JR奈良駅構内のアンテナショップ「nara in the box(ナラ・イン・ザ・ボックス)」で販売している
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