v11.0
- ID:
- 24649
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0626
- 見出し:
- 東予高生がシェルターとなる木製遊具製作
- 新聞名:
- 愛媛新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120626/news20120626805.html
- 写真:
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- 記事
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災害時、幼稚園児が逃げ込めるシェルターとなる木製遊具の製作に取り組んでいる東予高校建設工学科(西条市周布)の生徒は26日、京都大大学院地球環境学堂の小林正美教授の指導で、初めて実物の製作に挑戦した。
遊具は幅と奥行きが1・4メートル、高さは約2メートルの家型。
間伐材のヒノキを活用して環境に配慮し、地震の際には天井や家具の落下にも耐える強度を持つという。
ねじやくぎを極力使わず、木材の力を利用した「井桁フレーム入れ子構造体」工法が特長。
市が昨年10月から同工法を開発した小林教
授を講師に招き、同科1、2年生36人が模型製作などに取り組んできた。
26日は校内で生徒が5班に分かれ製作。
木材の組み合わせ方に少しでも誤差があれば入れ子がきちんとはまらない難しい工法。
生徒たちは設計書通り丁寧に寸法を計り、何度も仮組みしながら慎重に組み立てていた。
遊具は今夏にも完成し、市内の幼稚園や保育園に持ち込まれる予定
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