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- ID:
- 24424
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0531
- 見出し:
- 新庁舎で市有林木材活用 市役所天然木47本、内装に
- 新聞名:
- 山梨日日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/05/31/7.html
- 写真:
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- 記事
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甲府市は建設中の市役所新庁舎について、内装に市内の市有林から切り出したブナやミズナラなどの木材をふんだんに取り入れる。
受け付け業務のカウンターや展示コーナーの展示台などに使用する考えで、市は「市財産の有効活用につなげたい」としている。
市庁舎建設部によると、使用する木材は、甲府市御岳町の市有林から切り出した天然のブナ、ミズナラ、カラマツ計47本。
高さは最大でカラマツの約30メートル、直径はミズナラの最大110センチ。
このほか植樹したカラマツも使用する。
木材は新庁舎の1階エントランスに設置する総合案内のカウンターに使う。
板状にした木材を重ね合わせて成形し、木目を残す形で仕上げる。
また、1階で市民らが制作した彫刻や陶芸作品を展示するスペースの展示台としても活用。
市民が目にする機会の多い場所に用いる。
このほか、住民サービスの窓口業務のカウンターや市議会の議場の壁などにも利用する。
甲府盆地の山並みをイメージしたアート作品を制作し、オブジェとしても展示する。
30日には市議会総務委員会で新庁舎の内装に関する説明が行われた。
市側が市有林の木材使用のほか、1階エントランスに災害情報を発信するディスプレーを設置することなどを示した
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