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- ID:
- 同自治会の会館建て替え委員の田島昭二さん(63)は「自治会の会館という固いイメージを木の柔らかさで和らげた。
災害時の避難場所としても活用してもらいたい」と話している
24311
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0517
- 見出し:
- 吉野杉:木材加工会社「ホーテック」と県が床材共同開発 「軟らかさ」克服、高い保温効果PR
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/nara/news/20120516ddlk29040597000c.html
- 写真:
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- 記事
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「県産材の需要拡大に」
材質が軟らかく床材には不向きとされてきた杉。
その常識を覆し、木材加工会社「ホーテック」(大淀町、堀内嘉久社長)と県森林技術センター(高取町)が吉野杉を使い、表面が非常に硬く土足でも傷つかない床材の共同開発に成功した。
店舗や住宅の内装材などとして今月から本格発売を開始した。
同社
などは「吉野杉の風合いを生かし、保温効果も高い。
県産材の需要拡大につなげたい」と意気込む。
【野上哲】
杉材は組織に隙間(すきま)があり空気を多く含み、軽く断熱性が高い。
一方で軟らかいため傷が付きやすく、床材には利用しにくいデメリットがあった。
これまで樹脂で隙間を埋めたり、圧縮して隙間を押し潰したりして硬くする手法があったが、材料費や加工費がかさむことからコスト高になる課題があった
今回開発したのは、150〜200度に加熱しながらプレス機で表面を約0・5ミリ押し潰した上で、表面に樹脂をしみ込ませつつコーティングする手法。
実験では、金属球を落とした際のへこみの深さは無処理の杉材の約9分の1、鉛筆で引っかいた際の傷の深さは10分の1以下で、非常に硬く傷つきにくいこと
を確かめた
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